かなみ@緊張改善アドバイザー

大切な本番で緊張せず、堂々と演奏する方法を教えます!

プロフィール

これから、緊張して実力の半分も発揮することができなかったトランペット奏者の私が・・・

 

本番が楽しいと思えるようになり、緊張せずに堂々と演奏できるようになるまでになった道のり

包み隠さずお話ししたいと思います

 

実際過去の経験をそのままお話しするので

正直思い出したくないし、つらくなりますが

この際すべて話します

 

 

私とトランペットの出会いは、9歳の時でした

小学校の4年に上がるときにクラブ活動が始まるので

必ずどれかに所属しなくてはならず

たくさんあるクラブの中から選んだのが

金管クラブでした

 

当初は野球が大好きだったので、球技クラブに入ろうと思っていましたが

上級生によるクラブ紹介の時に

TOKIOの花唄を金管クラブの上級生がかっこよく演奏していたのをみて

「この曲演奏したいなぁ」と入ったのが金管クラブでした

 

入部した時に楽器を選択するのですが

目の前にあったのがトランペットでした

とりあえず手に取り、マウスピースで音を出すと

音が鳴ったのが快感になり

トランペットを選択しました

 

クラブに入って初めての本番は運動会での演奏でしたが

その時に周りの視線やグラウンドから響く歓声に

プレッシャーとなって緊張して

突然楽譜が読めなくなってしまいました

そして1音も吹けないまま本番を終えました

 

「これでは先輩の足を引っ張るだけだ」

 

「堂々と演奏できるようにならなくては頑張って練習して吹いている意味がない」

 

 

と小学生ながら痛感しました

 

次の本番は、学区内の小学校が一堂に会しての発表会

金管クラブとして初めての大きな演奏会デビューでした

が、そこで大きな事件が起きました

 

私を普段からトレーニングしてくれた上級生のインフルエンザによる欠場

 

私と先輩は3番パートを任されていて、低い音を主に担当していますが

私自身、まだ上手に出せない音があり、上級生がカバーしてくれていましたが

欠場となると、全部を吹きこなさなくてはなりません

 

本番当日になってデビュー戦を楽しみにしていたものの

上級生の欠場を知ったとたん、楽器から音が鳴らなくなって

リハーサル中からまったく吹けなくなってしまったのです

 

その状態のまま本番に出場してデビュー戦に挑み

結果は運動会の時と同様

全く吹けないまま終わってしまいました

 

この悔しい経験を生かして小学校を卒業しても楽器を続けることを決意して

中学の吹奏楽部に入部

そこでも事件が・・・。

 

中学に入るとコンクールという夏の大会にあたるものに出場します

大会の厳しさを知らなかった私はとりあえず与えられた曲を練習して

大会メンバーとして練習に励みました

初めての大会に上がったときは、ひな壇の上から見える景色に

緊張して、またも楽譜が読めなくなるどころか

トランペット奏者としては致命的!!指が震えて動かなくなりました 

 

夏の大会は3年生の最後の大会ということもあり

小学校の頃のくやしさがあり今度こそは!!と挑みましたが、結果は銅賞

先輩方に申し訳ない気持ちでいっぱいでした

 

そして、上級生となり、高校進学にあたり自分の行きたい学校を選択します

この時、ちょうど世間では、甲子園ブーム

スタンドで繰り広げられる野球応援も話題になっていたころでした

 

私は大会に出られる喜びと、緊張して吹けなくなるもどかしさを

高校へ行って変えなくては!と思い、いくつかの学校に見学に行きました

 

そこでのちの楽器人生に大きな影響を与えた方と出会います

 

高校は私立の高校に行きましたが

練習が今まで以上に厳しくつらいものでした

楽器がコンバートでホルンになって

1から特訓を受ける日々でした

 

先輩後輩の上下関係が厳しく

コーチや指揮者のいうことは絶対

またプロの演奏家を呼んでしっかりと体力気力精神力共に鍛えられる

 

「辞めたい・・・」

「楽器がこんなにつらいとは思わなかった・・・」

「体力づくりをするいみがわからない・・・筋肉痛になるだけだ・・・」

「音程すら合わせられないならいないほうがマシだ」

 

毎日毎日こんなことをずっと言っていました

 

私の高校初のデビュー戦は夏の大会(コンクール地区予選)でした

全国大会へとつながる大きな大会で、またも緊張して

指が動かなくなるところでしたが

舞台袖で先輩がこんなことをいっていました

 

「いつもやってきたことを思い出して。あれだけ頑張ってきたんだから怖いものなんてないでしょ」

「今の自分たちの力を試せる最高の機会。この機会をチャンスととらえないと」

 

この言葉を聞いた私は、目の前に光が差した感じがしました

 

そして高校初の本番に挑み、先輩と共に指揮者のタクトに合わせて

今できる最大の演奏をして

私自身本番中は緊張していても音が出ないということがありませんでした

 

全国大会へつながる大会では、銀賞を獲得しましたが

悔しい気持ちよりも、全部吹き切った達成感でいっぱいでしたが

悔いが残ってしまったのです

あれだけ厳しい練習をしても銀賞に終わってしまった・・・

先輩たちと初めて戦った舞台・・・

もっと自分の力があれば金賞に近づけたんじゃないか・・・・

そんな思いが巡ってしまい、悔しい思いが残りました

 

夏の大会が終わると、今度は録音審査を行い全国大会への出場が決まる

管楽合奏コンテストに応募します

高校1年次は応募したら全国大会への符をつかみ取り

夏の大会のくやしさをもう一度晴らせるチャンスが巡ってきました

 

今度は北海道から沖縄まで集まる全国大会

東京代表として舞台に立つことで大きなプレッシャーを感じていた私は

練習から音程をつけられなかったり

いつもより練習がうまくいきませんでした

 

その時、夏の大会の時に先輩から言われた言葉を思い出して

練習に力を入れた結果、メンバーとして全国大会に立てることが決まり

先輩と共にもう一度悔しさを晴らしに舞台に立ちました

 

全国大会の舞台は多くの観客で埋まり

膝が震えるほど緊張していましたが

やってやるぞ!と意気込んで

演奏をしました

 

10分弱の演奏を終えたとき

章ごとに合わせて感情をこめて演奏をすることができて

終わったときにはスッキリとした気分でいることができました 

 

結果は優秀賞に終わったものの

東京代表として舞台に立てた経験を得た私は

 

上級生となり演奏や体力づくりに力をいれました

 

2年生になったときは、病気になり、夏の大会に間に合わないことがありました

自分自身は、病気で入院手術を経験しても、退院が思ったより早かったので

間に合ったという思いはありました

復帰の挨拶に行ったとき

「今年はコンクールメンバーから外れてもらおうと思っている。まだ1年残っているんだから

そこで取り戻してほしい」

と顧問に言われたとき、その場では、了承したものの

外れてしまった悔しさが涙となってあふれてきました

結果、その年は金賞を受賞

客席で聴いていても、その場に自分が立っていない悔しさで

またもボロボロと泣いてしまいました

 

ちょうど高校野球の地方大会も開催されていて

野球部の甲子園出場が決まったときには演奏に復帰することができたので

甲子園球場にて野球応援ができました

小学生の頃から大好きだった野球

夢だった野球応援ができる喜び

甲子園にいけるんだ!ととても嬉しかったです

 

日頃から体力づくりを行っていたので

甲子園球場での野球応援は暑い中での応援にかかわらず

全力で演奏することができました

また小さいころの夢がプロ野球選手だったのですが

別な形で野球場で応援ができて

吹奏楽を続けて良かったと思った瞬間でした

 

3年生になると、最後の大会ということもあり

後輩と共に全力で練習に励みました

高校最後の大会を迎えるころには

緊張することがなくなり、舞台袖でも笑顔でいることが多くなり

演奏することが楽しくて堂々と演奏できるようになっていました

 

高校3年、最後のコンクールでの1枚

もう、小学生の頃の自分はどこにもいませんでした

 

そして結果は金賞受賞

 

ずっと目標にしてきた金賞だったのでとてもうれしくなりましたが

その先のステップへは進めなかったのです

悔しさもありましたが、小学生の頃の自分はもうどこにもいませんでした

 

後輩には自分と同じ思いをしてほしくないと思い、

私は後輩に対して常に前向きになるよう言葉かけをしていました

 

後輩ができないところがあっても、できていたところをみつけ

悩んでいるようなら、じっくりと話を聞く

本番に対する気持ちが上がらない時は

先輩が私にしてくれたように、後輩にも行う

 

そうすると、初心者ながら入部してきた後輩も

大会や演奏会では胸を張って堂々と演奏できるようになっていました

 

引退を迎えた演奏会での1枚

3年間頑張ってきてよかったと思えたときでした

 

やがて高校卒業を迎えた私は

ようやく先輩のいっていた言葉の意味がわかりました

 

先輩はいつも

あれだけ頑張って苦しい思いをして練習をしてきたからもう自分は大丈夫だ!

自分に自信をもっていたのです

 

自分に自信を持っている人こそ、堂々として演奏することができることを身をもって

体感することができました

 

先輩とは学年が1つ離れているので

約2年間お世話になりましたが

たった1年間で私は大会に出るときや演奏会に出演するときは

お腹が痛くなったり緊張したりすることがなくなりました

 

同時に演奏会でのパフォーマンスをすることに生きがいを感じ

いかにお客様も奏者も笑顔になれるかを考え

演奏会に出演するようになりました

 

高校卒業後も、演奏する機会が多くありましたが

楽器を吹けることがとても楽しく

緊張することがないので、いつも堂々と演奏していることができています

 

もし、今あなたが演奏で緊張して苦しんでいるのであれば

私のブログが手助けになれるはずです

 

私は先輩のたった一言がきっかけで

先輩の前向きになれる方法を取り入れた結果

 

自分に自信を持ち、堂々と演奏できるようになりました

 

たとえ実力がなくても、お客様に喜んでもらえるような演奏ができ

自分自身もハッピーになれる演奏になります

 

緊張をはねのけて堂々として演奏したい!

前向きに気持ちをもっていって最高の舞台を経験したい!

そんなあなたにブログを読んでもらいたいです

 

ぜひ、一緒に最高の舞台を経験するべく

私と一緒にステップアップしていきましょう!

 

 

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